在宅勤務が苦手

とにかく自宅で集中できない。
ずっと前から、自分がそういう性質であると自覚していた。大学受験の時は風の日も雪の日も学校から20分歩いて塾の自習室に通っていたし、大学生の間は研究室に入り浸っていた。かといってその成果が出ていたのか、成績そのものについては言及しないけれど、とにかく外で頑張っていたし、逆に言えば、わたしは家で何もしなかった。積極的に家にいないことで、辛うじて社会性を保っていた。
家はだらだらする場である。
と、はっきり区別をつけているわけではないけれど、少なくとも無意識がそう思っていそうな感じがする。自宅では集中できない。

もちろんわたしは内向的な人間なので、一人の時間が大好きだし、自宅も大好きだ。全く活動しないわけではないので、ゲームもするし、趣味としての読書もするし、ごくまれに気が向いたら開発したりもする。けれども、さあやるぞとスイッチを入れ、勉強したり仕事したりする場ではない。
というか、スイッチが入らない。
まあ職場にいたところで、シャキッとしてるどころか、油断するとソファに転がってる程度にちゃんとしてない方の人間だけど、職場で一週間過ごしていれば間違いなく一日くらいは集中スイッチが入る時がある。あの力は一体どこから来るんだろう?

なんとなく、周りの人の存在が必要な気がする。監視の目というよりは、やるぞ!という雰囲気の方が。

あともうちょい真面目な話、在宅勤務という就労形態、自分の良いところがまったく発揮できてない気がする。思いつきで行動する感じとか。人とワイワイする感じとか。
在宅の環境では、やるぞ!やったぞ!みたいなスピード感が出せない。人と話していい感じになんかできたぞーみたいな謎のやつ、ない。
わたしは一応エンジニアだけど決して純粋な技術力で勝負できるタイプではなく(できたら困ってない)、たぶんチームビルディングとか、設計思想とか、要件の調整とかなんかこうフワ〜としたところで役に立てていたっぽいので……辛うじて存在している良いところが全滅してここにはいま虚無がある どうして(あの猫の画像がここに入る)

2020年、大リモートワーク時代。
生き方を考えなければいけないかもしれない。



すごくどうでもいいけどわたしは紙のノートに書く日記が好きです。1ページという限られた紙面の中に今日という一日をどうまとめようか、意外と筆が乗ってきたけど残り3分の1で書き終わるのか?うーんここからは字を詰め気味に書こうかな、みたいな紙と自分との駆け引きが好きなんですけど……というのは嘘で、終わりが決まっていないと永遠にまとまらず書き続け書き終わらなくて途中で飽きて投稿しないでお蔵入りする記事が無限に増えていくからなんですけど。1000文字くらいに収めるのが良いのかもしれない。だからTwitterのほうが性に合っているんだろうか……140字制限いいよね……