9/26のDDD Allianceにて発表しました

先日のDDD Allianceの勉強会にて、いま開発現場で取り組んでいるドメイン駆動設計の成果について発表させていただきました〜。

ddd-alliance.connpass.com

手前味噌。 発表資料。*1 他の登壇者の発表資料は上記イベントページのリンクからどうぞ!

www.slideshare.net

ためになる裏話とかは特にないのですが、せっかくなので感想など書いておこうかと思います。

DDDって注目されてるんだな〜という話

想像していたよりもずっと多くの方がドメイン駆動設計に興味を持っているのだと今回初めて知りました。(まずイベント公開からすぐにたくさんの申込があったので、当日までビビりながら資料作りしていました)
ディスカッションの場や懇親会でも、社外でDDDを実践している方々とお話しさせていただき、とても良い機会になりました。

イベント終了後、主催者・参加者の方々によるイベントレポート、感想ブログ等もたくさん書いていただきました。

dev.classmethod.jp togetter.com vermeer.hatenablog.jp hiroronn.hatenablog.jp

素直に、今回発表できてよかったな〜と思います。
資料作りは大変だったけど、それを十分に越える反響とフィードバックを貰えたのですごく満足しています。

改めまして、本当にありがとうございました。

バックグラウンドの話

イベント中ではさらっと流した部分でしたが、私は入社4年目、5年前から始まった弊社でのDDD開発が広まり出したころに参加しました。DDDネイティブ的な立場です。
新卒で入って研修を終えた6月頃、最初に書いたのがDDDのお題でした(イベントで最後に発表した奥野さんの資料の中で紹介されているお題です)。

javaを書いたことなくクラスの概念もわからない、そんな状態の1年目の私は、言われるがままにバリューオブジェクトを作りながら「javaってコードもファイルもたくさん作らなきゃいけなくて大変だなあ」と思っていました。

あれから約3年半の開発経験を経て、今回の発表。自分が理解できていなかった頃から続くこれまでのDDD実践の積み重ねから今のベストの実装に至るまでを振り返ることで、これまで自分が当たり前に使っていた仕組みのありがたみを実感することになりました。

DDDは面白い

私がDDD面白いなと思うようになったのは今年に入った頃で、結構最近の話です。ある案件をひとつメインで任されて、設計をじっくり考える時間をもらったのがきっかけでした。
ひたすらドメインモデルを考えて、実装してみて、うまくいかないところがあったら書き直し、サービス仕様がはっきりしてくる中で変えたいところがあったら書き直し、を繰り返す。 その中で(これはすごく感覚的な話なのですが)頭の中が開けるみたいにドメインがぱーっと理解できた瞬間がありました。これだー!という感覚。
ドメインがしっくりくるようになって、そのまま設計できて、その時にDDD面白いなもっと考えたいなと思うようになりました。

そういうわけでとても最近の話なのですが、今回の発表を経て、また考えてみたい事が増えました。まだまだ飽きることなく、これからも試行錯誤、取り組んでいけそうです。

最後に

お約束ですが! こんなかんじで取り組んでます弊社のDDD開発に興味が出てきませんでしょうかどうでしょうか。エンジニア超!募集中です〜!ぜひに!よろしくおねがいしまーす!!

*1:発表当日に上がっていた資料には隠しスライドが入ってしまっていたためアップし直しました。失礼しました…