ごちそうさまでした

GW満喫中。

RICE on STAGE「ラブ米」~I'll give you rice~
に行ってきました。
www.nelke.co.jp

ラブ米は元々好きなアニメだったのですが、舞台を見てもっと好きになりました。we love rice.

アニメの方は、米人気の低下により廃校の危機に直面している穀立稲穂学園を救うため、ひのひかり、にこまる、あきたこまち、ひとめぼれ、ささにしきの5人が「ラブライス」を結成。新嘗祭でハーベストショーを披露し、米人気の上昇、米騒動を起こして廃校阻止を目指す話です。
5分アニメなので1時間で1クール見れます!二期作まであるので全部見るとしても2時間です!ラブ米を見てください🌾

love-kome.com


アニメも良かったけど舞台のストーリーがすごく良かった。
(以下ストーリーのネタバレを含みます)

危険なやきそば未確認飛行物体から現れたのは穀物すべてを滅ぼそうとするスーパーフードのフリーカ。フリーカに洗農されてしまった古代米たち、裏切りの陸稲穀物の危機を救うため立ち上がるラブライス
やっぱり最後はひのひかりくんの「みんなまとめて炊いてやる!」でした。うるち米、陸稲古代米、そしてフリーカ。あらゆる価値観・宗教観を認め合う、そんな雑穀MINDを手に入れた全穀物が一緒に炊かれてハッピーエンドです。

探している両親になかなか会えず、自分のルーツがわからないことで迷っていたあきたこまちさんは、ラブライスのみんなの想いに触れて「私はあきたこまち、みなさんのことが大好きなあきたこまちです!」と迷いを断ち切る。
スーパーフードであるが唯一必須アミノ酸リシンを持たないことで兄のキヌアのような宇宙食になれずコンプレックスを抱いていた敵のフリーカさんに、あきたこまちさんがかけた言葉は「私たちと一緒に炊き上がりましょう」。
あきたこまちさんもフリーカさんも、自分のあり方に迷って、ひとりで悩みを抱え込んでいた。その悩みを解決してくれたのは、米米フレンズのみんな。みんなと関わり、一緒に炊き上がること。
そしてそれが形になったのが「雑穀おいなり」。みんなを包むおあげは必須アミノ酸リシンを豊富に含む大豆からできています。ずっとひとりだったフリーカさんはみんなと一緒に炊かれることで、必須アミノ酸リシンを手に入れることができたのです。



ぶっとんだ世界観だしちりばめられた米ギャグや怒涛の展開にひたすら笑いっぱなしなんだけれども、それだけじゃなくみんな真剣にお米と向き合ってお米を愛してくれて、だから公演が終わった後も記憶に残る。
そしてお米だけじゃなく、いろんな味、いろんな特長を持った多種多様な穀物たちが同じ釜で炊き上がる。お米も麦も、みんなまとめて炊いてしまう包容力。やさしさ。ラブ米はすべての穀物に対する愛にあふれていました。

米ギャグで笑い、米米フレンズのみんなの穀物愛で幸せになり、そして見終わった後はおなかが空いてごはんが食べたくなる、そんなすばらしい作品でした。
ごちそうさまでした!!💛🍚


いま米に対する興味がうなぎのぼりです。
ちょうどお米を買うタイミングだったのであきたこまちさんを買いました。十六穀米にして炊いていなり寿司にして食べようと思います。





いやしかし今は大変な米飢饉です……千穐楽が終わってしまいましたがまだまだ米をおかわりしたい気持ちでいっぱいです……。米ったね…。
あきたこまちさんやひとめぼれくんとは違い、流通していないため気軽に食べることができない陸稲のネリカさんを推し米にしたので、自宅でひとり飢饉でした。稲稲……お米食べたい。